◆そもそも論 ~英語を学ぶ意義について~
さて、突然ですが
ここで一度確認しておきたいことがあります😀
それは・・・
- そもそも英語ってそこまで必要?
- そもそもそんなに高い英語力が必要?これからはAIの時代。
- そもそも英語以外にも大切な学習って他にもあるよね?
というような疑問に対する考え方です❗
これは、我が家でも実際「おうち英語」を
始めるにあたって、主人と議論したことでもあります。
私なりの見解をカテゴリー別にお話しますね😉
①日本の少子高齢化がもたらす環境の変化
昨今、少子高齢化によって国内需要が縮小する中、
海外市場に活路を求めて海外進出する企業が後を絶たず
年々日本企業のグローバル化が進み、
既存グローバル企業の海外市場シェアは拡大する一方です🌏
結果、日本語しか話せない人材は
活躍の場が限られてしまいます❗
また、総務省の発表によると、日本の生産年齢人口
(15歳以上65歳未満)は1995年の8,716万人をピークに
減少を始め、2030年には少子高齢化がさらに加速し、
生産年齢人口の減少による人手不足が650万人ほどになる
という調査結果が出ています。
これに対して政府は、
女性やシニア世代を社会に取り込もうとしていますが
それでも足りず、本格的に外国人労働者を
受け入れることを検討しています。
これは、今後ローカル企業であっても
外国人労働者の割合が増え、国内にいても
英語が避けて通れなくなるとことを示唆しています💡
また、こちらは文科省の発表になりますが、
”2050年頃には国民一人一人が、
様々な社会的・職業的な場面において、
外国語を用いたコミュニケーションを行う機会が
格段に増えることが想定される”とされています💡
このような状況で「そこまで英語が必要?」と
言えるでしょうか💦
②AI(人工知能)の発達が社会に与える影響
ここ数年でAIによる自動翻訳ツールの精度が随分と上がり、
さらなる進化に期待が寄せられ
英語学習不要論まで出ています😅
しかし、どれだけ技術が進んでも
文字以外の情報(感情や異文化)をくみ取って
翻訳する能力は人間にしか備わっていないので、
AIが完全に人間の翻訳機能に置き換わることはないはずです💡
おそらく今後価値が下がっていく英語能力というのは、
AIに劣る中途半端な英語力と
AIと変わらない無機質な翻訳スキルであって、
英語学習が不要になることはないと思います✨
むしろ、英語でのディスカッション能力や交渉力など
人間にしかできないスキルは今後も求められます。
また、英語力は抜きにして、翻訳機能を通さず
自分の言葉で即時にコミュニケーションが取れる喜びに
代わるものはないので、これからAIの時代が来ても
英語を習得する価値はあるのではないでしょうか❓
➂英語と日本語の情報量・質の違い
インターネット上にある情報の約60%が英語のコンテンツで、
日本語の情報は全体のたった約2%というデータがあります💡
(ランキングで見ると日本は第8位)
そして、世界の最先端の情報は分野を問わず、
まずは英語で発信されます。
つまり、英語ができると早く情報が得られる上に、
圧倒的な情報量の中から良質な情報に
出会える確率が上がるということです❗
また、もう一つ重要なのは、
英語の記事はグローバル視点で書かれており、
多様な視点で情報収集ができるということ。
これらは前回の投稿
「海外でのバイリンガル教育の捉え方」について
リサーチした際、私が身をもって感じたことです。
日本と海外の考え方があまりにもかけ離れていて、
衝撃を受けました😮💦
情報収集力は正に現代の情報社会を生き抜く上で、
非常に重要なスキルです😄
上記3つの観点から、
これから10年~20年先を見据えたうえで
英語を学ぶ意義は大いにあると
私たちは(主人も)考えています🌈